2011年2月15日火曜日

「ほかしのおーじさま」――むかしあって、これからもおこるおはなし

 日経平均が12000円から18000円まで上昇し、久々の好景気に誰もが一攫千金を狙い、起業ブームに沸いたとある時分、フエーテルという起業家がおりました。フエーテルはお金が大好きでいつもお金を稼ぐことばかりを考えている若者でした。

 フエーテルは脱サラ起業して事業を大きくし、自分の資産を増やそうとしていたのですが、なかなか事業がうま
く回りません。そんなとき、フルレ?バレッジという伯父様が、どんな事業でも大もうけしていると聞き、会いに行くことにしました。

●何でもかんでも投資しなさい

 経営コンサルタントでカリスマのバレッジさんは、その事業手法にあやかろうと多くの人がアドバイスを聞きたがっている有名人でしたが、何の予約もなく突然訪れたフエーテルにも
、きさくに会って、いろいろと教えてくれました。

「フエーテルくん、事業で成功したかったら、全力で投資するんですよ」

「銀行と良い関係を作って、資本金の何十倍もお金を借りて、気に入った事業に投資しまくれば、誰だって僕のようにお金持ちになれるよ」

「まだまだ上がる事業は不動産関連、つまり家やビルに関連する会社とそ
の周辺事業、家具だったり、家電だったりだね。今ならダヴァイ*1なんかで事業をするのがオススメだね。あの国は今も、そしてこれからもすごいいきおいで成長するのは間違いないからね」

 初めて会った自分に対してこんな親切に教えてくれるバレッジさんに感激したフエーテルは、あっという間にバレッジさんのファンになってしまいました。そしてバ
レッジさんが発行する月50万円の投資レポートとアドバイス権を購入することに決めました。月50万円は大金でしたが、これから稼ぐ金額に比べれば大したことない、そう言い聞かせて、フエーテルはバレッジさんとアドバイス契約をしました。

 契約を結んだフエーテルの元には毎月、バレッジさんの世界動向分析レポートが届きます。そこには以前バレッ
ジさんが勧めてくれた事業に関する情報がたくさん載っていました。レポートにはいい話がたくさん載っていて、読めば読むほど勧められた事業はこれから有望な気がしてきます。

*1 ロシア語で「行け!」の意味を持ちます。イケイケドンドンの結果はみなさんも知る通りです。決して砂上の楼閣って意味だったよねとか口走ってはいけません。

●き
れいなバラにはとげがある

 特にアキール*2というダヴァイ政府系の不動産開発会社がすごい建物をどんどん立てる計画はひときわ魅力的でした。

 ブルジュ?ダヴァイという世界一高い超高層ビル、ダヴァイランドという名の世界最大のテーマパーク、ハイトクポリスという世界初の水中ホテル*3、The NINE PLANETS(ザ?ナインプラネッツ)という
太陽系の惑星をモチーフにした9つの人工島を作る計画などなど。

 そういった壮大な計画を聞いたフエーテルは、自分もそこで一山当てたいと、いてもたってもいられなくなり、銀行からお金を借りてそれらの事業に積極的に投資することにしました。しかしフエーテルが事業に携わってからしばらくすると、それまで右肩上がりだった売り上げが下がり始め
ました。不安に思ったフエーテルはバレッジさんに相談しました。

 するとバレッジさんは、「たまたま調子が悪いだけだよ。むしろ同業が苦しい今こそ頑張り時だ。フエーテルさん、どんどん事業資金を借りて、同業を駆逐するべきだよ」と言います。

 そういわれたフエーテルは、銀行に相談してバレッジさんオススメの事業に再投資を積み増し
ていきました。でも、売り上げは全然下げ止まりません。むしろ下げるペースがどんどん速まっていく有様です。

 フエーテルは、バレッジさんの言葉を信じて、延々と資金をつぎ込んでいきましたが、ついに銀行から借りられなくなり、それどころか銀行から借りたお金も返せなくなってしまいました。すると、銀行は債務の返済にあてるため、フエーテル
の持っていた事業を差し押さえ、売り払ってしまいました。

 ちょうどそのころ、フエーテルと同じように、バレッジさんに相談していたほかの事業家も銀行に事業を差し押さえられ、倒産が多発。 連鎖倒産でダヴァイの経済は大混乱。経済水域はどんどん下がって、いつ下げ止まるか分からない大恐慌状態です。

 その余波でブルジュ?ダヴァイ
の世界一高い超高層ビル計画は基礎だけ建てたところで工事が無期限中止。 造りかけのビルはまるでダヴァイの墓標のように、世界最大のテーマパークになるはずのダヴァイランドの敷地は世界最大の空き地に、ハイトクポリスは世界初の水中ホテルのはずが世界初の巨大な魚礁に、The NINE PLANETS(ザ?ナインプラネッツ)という太陽系の惑星をモチーフにした9
つの人工島を造る計画は、島を造ったところで工事が無期限中止になり、いつのまにか波の浸食で島がなくなってしまいました。

 バレッジさんのいうことは、まったくあてにならないと文句を言いに行ったフエーテルでしたが、すでにバレッジさんは行方知れず。風のうわさによると、本人も事業で大損して、せっかく積み上げた財産をすべてなくしたどこ
ろか、莫大な負債を被って破産してしまったということでした。

 フエーテルの元には、伯父様のまったく当てにならなかったレポートだけがただ残りましたとさ。

 今日も誰かがフエーテル、因果の歴史がまた1ページ…。

*2 お金が借りられなくなって仕事に飽きてしまったのは残念です。
*3 背徳ポリスじゃないですよ、念のため。で
も富豪が美女を囲むための場所なんだろうけど。

●グリーム婆さんのよく分かる説明

 今回の話はまーったくの架空の話なんじゃが、まーったくよくある話なんじゃよ。バレッジさんは、フエーテルに損をさせようという気はなかったんじゃが、自分もフエーテルも大損してしまったのう。

 その理由はたまたま事業が成功したのを、バレ
ッジさんは自分の実力と勘違いしてしまったことがすべてじゃ。

 これを春夏秋冬が2年おきに巡る星の話でたとえてみるとじゃな、ある男が冬の間から、そのうち暖かくなるぞといっていたんじゃが、なかなか暖かくならないので皆からうそつき呼ばわりされておった。ところが2年経つと、本当にだんだんと暖かくなってきた。はじめは皆半信半疑だったん
じゃが、ついに夏になると皆が男はすごい、未来が分かるすごいやつだと褒めたたえるようになった。

 皆は男の言うことを無条件で信じるようになったんじゃ。そして、秋。少し寒くなっても、男はまたすぐ暖かくなるから冬服はいらないと周りの人間に言っていた。だが、暖かくなるどころか、本格的な冬が来て、男もその取り巻きも皆凍え死んでしまっ
たとさ。

 どうじゃろう、バレッジさんとフエーテルの話に似ておらんか? どんなやり方でもたまたまうまくいくことはあるんじゃ。ただ、ずっと成果を出せるやり方は本当に少ないんじゃよ。

 だから、事業コンサルタントにだまされたくなかったら、最低でも5年、理想は10年以上成功し続けている人に聞くことじゃ。たかだか2?3年ぽっと出で ブランド激安市場
成功した人はまぐれかもしれんからのう。

●グリーム婆さんの悪知恵袋

ぼかした予言が偶然当たったら、それを大々的に宣伝して信者を獲得。そこからお金をしぼり取れ!

 最後に。

 モノガタリを読んでいただきありがとうございます。いかがだったでしょうか?

 今回の話は皆さんの前によく現れるコンサルタントと
いう人たちや企業の一端を物語にしてみました。父はわたしが子どものころに会社を立ち上げて、10数年、会社を経営してきました。その中でコンサルタントに経営相談をして何の役にも立たなかったという話を何回か耳にしたのが今回の執筆動機の1つです。

 今回のモノガタリを読んで、そんなに分析やら経済状況が見通せるなら、なぜ自分で事業を興して
、そのノウハウを独り占めしないのだろうか、という疑問を抱くきっかけになれば幸いです。【マネー?ヘッタ?チャン(作家)】

(ITmedia エグゼクティブ)

引用元:RMT ワイアード リアルマネートレード総合サイト

2011年2月11日金曜日

CEDEC 2009にて「大航海時代 Online」での5年間を






ネットワーク事業部 オンラインサービス部長
渥美 貴史

 9月1日?3日に,パシフィコ横浜で開催されるCESAデベロッパーズカンファレンス2009(CEDEC 2009)。その中で,9月2日にコーエー ネットワーク事業部 オンラインサービス部長 渥美 貴史氏(以下,渥美氏)によるセッション,「『大航海時代 Online』の運営戦略、そして次のステージへ MBT 靴
が予定されている。
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 渥美氏といえば,「大航海時代 Online」の開発当初から開発ディレクターとして携わり,現在は運営プロデューサーとしてサービスを支えている人物だ。と,改めて説明してみたが,4Gamer読者にはインタビューなどでお馴染みの人物なので,ご存知の方も多いだろう。
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 そんな渥美氏が今回,大航海時代 OnlineをテーマにCEDECでセッションを行うという。なぜ,今回“コーエーの運営戦略”ではなく,“大航海時代 Online”を前面に出した運営戦略となっているのか,実際にどのような内容が語られるのかを,CEDECの事前取材として渥美氏に聞いてみることにした。












「大航海時代 Online」での経験/実例を通して,オンラインゲームの運営戦略を振り返る




4Gamer:

 本日はよろしくお願いします。さっそくですが,今回CEDECで講演するにあたり,なぜ「大航海時代 Online」をテーマとしたのでしょうか? 例えば,コーエーとしてであれば,もっとも長くサービスしているタイトルに「信長の野望 Online」がありますよね。








渥美 貴史氏(以下,渥美氏):

 やはり私自身が「大航海時代 Online」の開発当初には開発ディレクターという形で,その後,運営プロデューサーとして現在も携わっている,ということが大きな理由ですね。

 また大航海時代 Onlineは,5年という長期間の運営サービスが行われています。その間に,今年の4月にはPLAYSTATION 3版でのサービスが開始され,先月の7月26日には拡張パック第3弾となる「大航海時代 Online ?El Oriente?」を発表しました(関連記事)。ですので,このタイミングでいろいろとお話しできるのは良い機会なのではないかと考えています。



4Gamer:

 講演内容が「『大航海時代 Online』の運営戦略、そして次のステージへ」ということで,El Orienteに関する話も何か聞けるのかな? と,ちょっと期待もしてみたいですが,今回はCEDECということを考えると,ちょっと話の方向性は違いますよね(笑)。



渥美氏:

 そうですね(笑)。ただ,将来的なことも,何か話せる範囲でちょっと話せれば良いかなとは思っています。

 実は今回CEDECで講演するにあたって,一番悩んだのが想定ターゲットなんですよ。まず,初級の方向けの講演にするのか,中/上級の方向けにするのか……初級,中級というのはちょっと抽象的ですが,たとえば技術的なことも含め難しめな話にするのか,またはこれまでの経験を踏まえて運営の自論を展開するのかといったところです。しかし,今回は私自身もCEDEC
で講演するのは初めてですので,大航海時代 Onlineを通して,これまでこういうことが起こり,それに対してこのように対処した……といったことを,開発/運営目線から実例を交えてお伝えできればと思い,初級で設定しました。



4Gamer:

 なるほど,渥美氏本人の経験談を元に,これまでの大航海時代 Onlineの……オンラインゲームの運営戦略を振り返ってみるのであれば,“大航海時代 Online”がテーマになるのは当然です。では,講演内容はどのようなものになるのでしょうか?



渥美氏:

 具体的には,運営期間を第1期から第5期に分けて,時系列順にお話しすることになると思います。5年近くサービスを続けてきた中で,大航海時代 Online風に言うならば,順風満帆なときもあれば,嵐の真っ只中だったときもあり,さまざまな経験を重ねてきました。そのときどきに応じて,我々がどのようなことを考えながら運営を続けてきたのかをお話しする予定
です。これは,そのまま運営のケーススタディになる話だと思います。



4Gamer:

 長期間のサービスの中ではいろいろあったと思います。その生の体験談が聞けるのは,運営に携わっている方はもちろん,プレイヤーの方でも運営の裏側が聞けそうで興味深い話になりそうです。



渥美氏:

 5年近くに及ぶ体験談を60分の講演にまとめるのは難しいのですが,その分密度の濃いものにしたいと思うので,何かの参考にしていただければ嬉しいですね。













五つの期間から見えてくる,オンラインゲームの運営方針









4Gamer:

 今回,大航海時代 Onlineのこれまで,これからを5期に分けて話すとのことですが,具体的にはどのように分けられているのでしょうか?



渥美氏:

 そうですね,まずは,2005年3月の正式サービス開始から初の大型アップデートを実施した8月までが第1期となります。



4Gamer:

 正式サービスの開始時というと,いろいろと大変な時期ですよね。





渥美氏:

 ええ。第1期,つまり正式サービス開始時は,どのオンラインゲームでもあると思うのですが,まず正式サービス以前から遊んでいたプレイヤーさんによって,コンテンツがやり尽くされている状況が生まれます。講演では,そこで我々が取ったアプローチ……つまり,いくつか戦略はあると思いますが,どう分析し,どのように対応したかをお話しできると思います。




4Gamer:

 なるほど。βテスト時におけるコンテンツの消費スピードは凄まじいですからね。



渥美氏:

 もちろんコンテンツのやり尽くしというのは一例に過ぎず,正式サービス開始時は,いろいろな部分が一番安定していない期間です。ですので,大航海時代 Onlineに限らず,オンラインゲームではさまざまな問題が起こっていると思います。その中でどういう優先順位で問題解決に着手したのかというところを,大航海時代 Onlineで発生した実例で紹介するつもりです




4Gamer:

 サービス面にしても,サーバーやクライアントといった技術的なものにしても,予想外の問題が起こりうる時期ですよね。



渥美氏:

 そうです。企画書を作り,実際にサービスインしたときに,こういったところは実現できたという一方で,計算外だったり誤算だったりという部分があります。実はそういった誤算が,次のアップデートに向けたフェーズで,問題点となっていろいろと噴出したんですよ。



4Gamer:

 それは,問題点が一つ出てきたら,アレもコレもと連鎖するといったものですか。



渥美氏:

 うーん,連鎖というか,違う観点での問題が出たんです。詳しくは,講演で話せたらと思いますが,本当に誤算でした。



4Gamer:

 どのような誤算があったのか気になる

引用元:SEOブロゴ | 広島市

2011年2月4日金曜日

基本プレイ無料となる「DDO:Eberron Unlimited」,追加

 北米で2009年夏から基本プレイ料金が無料になるMMORPG,「Dungeons & Dragons Online:Eberron Unlimited」の追加情報が,公式サイトの「こちら」で発表された。



 キャラクターレベルの上限が20へと引き上げられたり,新たな魔法やスキルなどが追加されたりなどが行われるほか,「Favored Soul」という新職業が追加されることも発表されている。

 このFavored Soulは治療と攻撃の両方の魔法を使いこなす職業で,魔法に関していえばクレリックとウィザードのミックスのようなタイプになっているが,ウィザードやソーサラーよりも武器の扱いに長けているという設定だ。
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 そのほかにも,新しいAdventure Packとして“Plane of Shavarath”エリアが冒険できる「The Plane of Battle」,Coin Lord Yorrick Amanatuに協力してSharn Syndicateと対決する「The Crime Syndicate」などが登場する。

 詳しくは公式サイトを参照してほしい。













引用元:ル·シエル·ブルー(Le Ciel Bleu) 情報局